建売住宅を買って良かったと思う理由8選!購入時のコツも解説

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建売住宅を購入して「買って良かった」と感じる理由には、どのようなものがあるでしょうか。建売住宅を購入した人が満足している主な理由を押さえておくことで、理想のマイホームを見つける手がかりになるはずです。

この記事では、建売住宅を買って良かったと思う理由8選と、建売住宅の購入時に押さえておきたいコツを解説します。

目次

建売住宅を買って良かったと思う理由8選

まずは、「建売住宅を買って良かったと思う理由8選」を紹介します。建売住宅を購入した人の声を参考にしながら、建売住宅の特徴をつかみましょう。

1. マイホーム購入費を安く抑えられる

建売住宅は、注文住宅よりも価格が安く設定される傾向があります。

決して工事が手抜きだったり、建材の品質が劣ったりしているわけではありません。建売住宅は土地と住宅をセットで販売できるため、それぞれにかかる諸経費を抑えられるのが大きな理由です。また、建材の一括発注や、設計・施工・現場管理をシステム化することで、建築にかかるコストが削減されています。

このような理由から、クオリティの高いマイホームを安価で提供することが可能になっています。住宅ローンを利用する場合は、月々の返済負担を抑えられるので、お金の心配が軽減されるでしょう。

建売住宅が安いのはなぜ?9つの理由を徹底解説!

2. 実際に住んだときのイメージが湧きやすい

オーダーメイドで建てる注文住宅は、間取り図などを見ながら住宅の完成形をイメージするしかありません。

一方の建売住宅は、内見によって完成した住宅を確認できます。そのため、生活のイメージが湧きやすくなるでしょう。また、住宅を細部まで見て回れるため、住宅購入後に「想像と違った」という失敗も避けられます。

建売住宅と注文住宅の違いについては、次の記事をご覧ください。

建売住宅と注文住宅の違いは?9つの基準をもとに解説

3. 家づくりを細かく考える手間が省ける

注文住宅の場合は、間取りや内外装など、住宅のあらゆる仕様を自分で考えることになります。

住宅のデザインやレイアウトを理想通りにできるため、楽しいと感じる人もいるでしょう。しかし、面倒だと感じる人がいるのも事実です。

建売住宅の場合は、ある程度の型がすでに決まっているため、好みの型が見つかれば購入するだけで済みます。家の仕様を細かく考えるのが手間だと感じる人には、建売住宅が向いています。

4. 入居までの期間が短くて済む

注文住宅の場合、土地探しから住宅が完成するまで、ハウスメーカーと何度も打ち合わせをしなければなりません。長い場合は、入居まで1年以上かかるケースもあります。

その点、建売住宅ならすでに住宅が完成していることが多いため、入居までの期間が短縮できます。なるべく早くマイホームを購入したい人や、すでに引っ越しの時期が決まっている人には、建売住宅がおすすめです。

5. 立地に恵まれているケースが多い

建売住宅は、注文住宅よりも立地に恵まれているケースが多くあります。

立地が良くて人気のある土地は、市場に出る前に建売会社へ情報提供されるため、建売会社のもとに情報が集まりやすくなるのが主な理由です。

  • 駅やスーパーなど周辺施設が充実している
  • 閑静な住宅街である
  • 土地に面した道路の交通量が少ない

このように立地が良い土地は、注文住宅よりも建売住宅が多い傾向にあります。建売住宅の情報を見る際は、ぜひ意識してみてください。

6. 無駄な設備がなく経済的

注文住宅の場合、オーダーメイドで住宅を建てるため、入居の段階ですべての設備がそろっていることがほとんどです。

建売住宅は、購入時に照明やカーテンレール、シャッターなどが付いていないケースがあります。しかし、入居してすぐに使わない部屋の照明などは、設置されていなくても問題ないでしょう。

実際に入居してから必要に応じて設備を購入できれば、不要なものを買わずに済みます。そういった観点からも、建売住宅は注文住宅と比較して経済的だといえます。

7. 資産価値を維持しやすい

注文住宅で個性的なマイホームを建ててしまうと、将来的に売却しようとしても買主が思うように見つからないケースがあります。

買主が見つからなければ、売却価格の値下げを検討する必要があるかもしれません。結果的に、建物の資産価値も減少してしまいます。

一方、建売住宅のレイアウトやデザインは、万人受けしやすいスタンダードな仕様であるケースが大半です。人によって好みが分かれにくいため、売却の際も買主を見つけやすくなります。

買主が多いと売却価格も強気で設定できるため、建売住宅は注文住宅よりも資産価値を維持しやすい傾向にあるのです。

8. 土地と建物のローンをまとめられる

注文住宅の場合は、土地と建物の購入時期が異なるため、金融機関によってはローンを別々に契約しなければなりません。手続きにかかる諸費用も二度支払う必要があり、余計な出費が増えてしまいます。

建売住宅の場合は、土地と建物の購入時期が同じであるため、ローンをひとつにまとめられます。ローンの手続きにかかる諸費用も一度しかかかりません。

建売住宅のメリットやデメリットを比較したい人は、次の記事もあわせてご覧ください。

建売住宅のメリット・デメリットを徹底比較!向いているのはこんな人

建売住宅を買って良かったと思えるようにするコツ

ここでは、建売住宅を買って良かったと思えるためのコツを紹介します。物件の調査方法や見極め方、情報収集のコツなどを押さえておけば、理想に近い住宅を選びやすくなるでしょう。

周辺環境を十分に調査する

建売住宅は立地が良い場所を選んで建てるのが一般的ですが、物件によっては例外もあります。建売住宅・注文住宅にかかわらず、自分や家族が納得できるまで周辺環境を調査しておくことが重要です。

また、時間帯によって街の雰囲気が大きく変わることがあります。日中だけでなく夜間帯の治安や人通りなども調査しておくと安心です。

家族の中で優先順位を明確にする

建売住宅の購入までに、マイホームで重視する点を家族で話し合い、優先順位を明確にしておきましょう。

優先順位を付ける要素には、次のようなものがあります。

  • 間取り
  • 立地の良さ
  • 予算や物件価格
  • 新築へのこだわり

建売住宅は注文住宅とは異なり、間取りの変更や条件の調整がしにくいため注意が必要です。

希望条件がすべてかなう物件を見つけるのは難しいですが、優先順位にしたがって物件を選ぶことで、失敗するリスクを最小限に抑えられます。

さまざまな手段で情報を探す

建売住宅の情報を入手するには、主に次のような方法があります。

  • 不動産会社のポータルサイトで検索
  • モデルハウスの見学
  • 不動産会社へ訪問
  • チラシやCMの確認

なるべく希望の条件に近い建売住宅を購入するには、あらゆる手段を駆使して情報を入手することが大切です。

良い物件は人気が高く、すぐに成約されてしまいます。気になる物件があれば、早めに問い合わせて内見しましょう。

建売住宅で後悔をしない物件選びのコツを知りたい人は、次の記事もご覧ください。

建売住宅で後悔しがちな7つのパターン|失敗を避ける対策も紹介

まとめ:買って良かったと思える建売住宅選びを

建売住宅を買って良かったと思う理由8選と、購入時のコツを紹介しました。

建売住宅の特徴を理解して、物件の調査や情報収集を入念に行えば、希望に合った物件が見つかりやすくなります。

物件の良し悪しを正しく見極めて、買って良かったと思える建売住宅を見つけましょう。

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